●酒は愁いを掃う玉箒

読み(ひらがな)

さけは うれいを はらう たまははき。

意味

酒に酔うと、心配事や悩みなどを、忘れることができる、というたとえ。

解説

酒を飲んで酔うと、心配していた事や悩みなどの思いを、払い去ってくれるので、 酒はまるで、美しいほうきのようなものだ、と、酒の効果をほめたことわざのようです。 「酒は憂いの玉帚(さけはうれいのたまぼうき)」ともいうようです。 (お酒は二十歳になってから)

重要語の意味

酒=アルコールを含む飲み物で、アルコールによって人の脳をまひさせるもの。 日本酒、焼酎(しょうちゅう)、紹興酒(しょうこうしゅ)、ビール、ワイン、ウィスキーなど。  愁い=「うれい」と読み、@不安や心配事。A悲しい思いや悩み。 「憂い」とも書く。  掃う=「はらう」と読み、じゃまなものなどを、そこからなくしてしまう。 「払う」とも書く。  玉箒=「たまははき」と読み、「玉」は美しいもので、 「箒」はほうきのことで、美しいほうき。心配事を払うもの。酒。 

いわれ(歴史)と重要度

蘇軾(そしょく)の詩。   重要度=☆☆☆   

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