●命あっての物種
読み(ひらがな)いのちあっての ものだね。 |
意味どんなことでも命があるからこそ、できるのである。だから、良いと思われることであっても、 命にかかわる危険なことは避けるべきである、ということ。 |
解説命の大切さを言ったことわざで、死んでしまったら何もできなくなるから、 命を粗末にするな、ということ。昔、戦争で国の為に、たくさんの兵隊さんが 戦場に出向いて行った時の考え方と逆の意味があり、戦争などを戒める言葉かと思われます。 この句の後ろに、「畑あっての芋種(はたけあってのいもだね)」と続けても言うようです。 |
重要語の意味命=「いのち」と読み、生き物が生きているちから。生きていること。 物種=「ものだね」と読み、物事が成り立つ基本。根源。 粗末=「そまつ」と読み、軽くあつかうこと。軽はずみ。 戦争=「せんそう」と読み、自国の利益や幸福の為に他国を抑えつけようとする命をかけた争い。 |
いわれ(歴史)と重要度河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)の網模様灯籠菊桐(あみもようとうろうのきくきり)。 狂言「武悪(ぶあく)」。 重要度=☆☆☆ |
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