●梨の礫

読み(ひらがな)

なしの つぶて。

意味

連絡をしても、まったく返事が、かえってこないことのたとえ。音沙汰がないこと。

解説

こちらから何度も手紙を送っても、送った相手から全く返事が返ってこない、ということと思います。 現代では、電子メールや電話なども含まれると思います。礫は、投げた小石のことで、1度、投げると2度と 戻ってこないので、このように表現するようです。また、梨は、本来、「無し」とするべきところを、 違う意味の言葉を使い、音を合わせておもしろく表現しているのだと思います。また、 1度、家を出て行った人が、その後、全く連絡もせず、家に帰ってこないこととも考えられます。

重要語の意味

梨=「なし」と読み、ばら科の落葉高木。秋に実がなり食べるくだもの。  無し=「なし」と読み、なにもないこと。  礫=「つぶて」と読み、@投げられた小石。Aこいし。「飛礫」とも書く。  連絡=「れんらく」と読み、お互いにつながりを持つためにやり取りをすること。  返事=「へんじ」と読み、@受け取った手紙に答えて送ってくれた相手に手紙を出すこと。A相手の呼びかけに答えること。  音沙汰=「おとさた」と読み、たより。連絡。音のしらせ。  手紙=「てがみ」と読み、連絡を取りたい相手に伝えたいことを書くための紙。特に封筒に入れた文書。  電子メール=「でんしめーる」と読み、携帯電話やパソコンを使って文字により情報のやり取りをするものやこと。  投げる=「なげる」と読み、ものなどを自分の所から遠くの方へ放って離す。 

いわれ(歴史)と重要度

槍権三重帷子。    重要度=☆☆☆   

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