●毒にも薬にもならぬ

読み(ひらがな)

どくにも くすりにも ならぬ。

意味

あってもなくても、どうでもいいものや、いてもいなくても、どうでもよい人のたとえ。

解説

良くもないし、悪くもないもののことを意味しているようです。 あるものを飲んだ時、毒になるわけでもなく、そうだからといって薬にもならない、ということから生まれたことわざで、 害があるわけでもなく、役に立つわけでもない、ということのようです。

重要語の意味

毒=「どく」と読み、飲み込んだ時、人の生命や健康に害を与えるもの。体に悪いもの。  に=対象を指定する語。  も=さらに。ひとつだけでなく同類のものを示す時に使う語。  薬=「くすり」と読み、飲んだ時に体によく役に立つもの。  ならぬ=ならない。  害=「がい」と読み、わるくすること。  役に立つ=「やくにたつ」と読み、目的となる事が成功すること。 

いわれ(歴史)と重要度

当世誰身上。    重要度=☆☆☆   

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