●敵の家でも口を濡らせ
読み(ひらがな)かたきのいえでも くちをぬらせ。 |
意味どんな場合であっても、礼儀を守りなさい、というおしえ。 |
解説たとえ、嫌いな相手の家に行って食べ物を出された場合でも、出されたものには口をつけなさい、 ということのようです。相手の親切な気持に対して、礼儀に反したことをしてはいけないという、 相手への思いやりの心としての礼儀の大切さを言ったことわざではないかと思います。 |
重要語の意味敵=「かたき」と読み、@嫌いと思っている相手。Aきそいあう相手。何かをするときの相手。 家=「いえ」と読み、人が住むために必要となるたてもの。 口を濡らす=「くちをぬらす」と読み、少しだけでも飲んだり食べたりすること。本来は酒について言ったことば。 礼儀=「れいぎ」と読み、社会の秩序(ちつじょ)を保つために人と人との間で行うべき作法。相手を敬う心の作法。 嫌い=「きらい」と読み、好きでない。いやだと思う。 相手=「あいて」と読み、あることをする時それを受けるほうの人。 口をつける=「くちをつける」と読み、食べ物などを口の中に入れる。 親切=「しんせつ」と読み、相手のことを考えて何かをしようとすること。 思いやり=「おもいやり」と読み、相手の立場などを考えること。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆ 難易度=ふつう |
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