●子は生むも心までは生まぬ
読み(ひらがな)こはうむも こころまでは うまぬ。 |
意味子供のからだは、親に似ているかもしれないけれども、心までは親に似ない、ということ。 |
解説子供が親の顔や姿に似て生まれてくるのは当然のことですが、子供の心が親に似ないということもある、 だから、子供の心が親に似ないのは、どうにもならない、ということのようです。子供は親とは違う時代の 違う環境に育つので、親とは違う性格になる、ということではないかと思います。また、 子供の心は、親の思い通りにはならない、という意味も含まれていると思います。 |
重要語の意味子=「こ」と読み、親から生まれた人。子供。 生む=「うむ」と読み、母親が腹の中から子を外に出すこと。 心=「こころ」と読み、思ったり考えたりするところ。感じたり考えたりしてやりたい事などを起すところ。 まで=状態などの限度を示すことば。 似る=「にる」と読み、2つ以上のものが同じように見えること。 当然=「とうぜん」と読み、あたりまえ。理屈上そのようになるということ。 時代=「じだい」と読み、流れゆく時のあるひとつの区間。任意の区切られた年月。 環境=「かんきょう」と読み、人のまわりにあるさまざまな物事で人に影響を与える世界。 たとえば、家族、友人、学校、テレビなど。 思い通り=「おもいどおり」と読み、思っているのと同じ状態になること。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆ |
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