●姉女房は身代の薬

読み(ひらがな)

あねにょうぼうは しんだいのくすり。

意味

夫より年の多い妻は、夫をよくささえ、家計のやりくりもうまいので、 家の財産を保つために役立ち、家庭円満の理由の一つであるということ。

解説

年上の妻は、夫のためによく尽くし、夫の無駄づかいなどを、助けてくれる 薬のようなもので、家の中が、もめごともなく、よくまとまる、ということのようです。 こういう、まじめな妻のことを、「身代薬(しんだいぐすり)」と言うようです。 また、この句は、「姉女房は世帯(しょたい)の薬」とも言うようです。

重要語の意味

姉女房=夫より年上の女房。  女房=妻。結婚した場合の女性。  身代=「しんだい」と読み、その人の財産。   財産=「ざいさん」と読み、ある人が持つ、土地、家、品物、お金など。   薬=この場合は、たとえとして、家族が持つ財産や家などを保つ為に、役に立つもの。   家計=「かけい」と読み、1つの家族が暮らしていくのに必要な収入や支出などの費用。   家庭円満=「かていえんまん」と読み、1つの家の中で、夫婦や子供が、もめごともなく、 楽しく一緒に暮らすこと。   世帯=「しょたい」と読み、結婚して、1つの家を持ち、家族を作って、生活すること。  

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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身代
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