●伝家の宝刀

読み(ひらがな)

でんかの ほうとう。

意味

いざという時に、使う切り札。

解説

普段はあまり使わないけれど、思い切って何かをしようとする時に使う、とっておきの方法のことのようです。 いろいろとやってみたけれど、なかなか思うようにならない時に使う、最後の手段のことだと思います。 もとの意味は、「先祖代々より、その家に伝わっている宝物としてのかたな」であり、この刀を鞘から抜くという ことから、「伝家の宝刀を抜く」という表現をします。

重要語の意味

伝家=「でんか」と読み、先祖代々より家に伝わっているもの。  宝刀=「ほうとう」と読み、宝ものとしての大切なかたな。  いざ=思い切って何かをしようとする時の言葉。  時=「とき」と読み、変化している時間の中のあるひとつの点。  使う=「つかう」と読み、@役に立たせる。A方法を行う。  切り札=「きりふだ」と読み、とってきでちからのあるもの。  普段=「ふだん」と読み、いつも。つねづね。不断。  思い切る=「おもいきる」と読み、決心する。かくごする。  とっておき=いざという時に使うようにとっておくこと。  方法=「ほうほう」と読み、やりかた。手段。  最後の手段=「さいごのしゅだん」と読み、最後に残っているただひとつの方法。  先祖代々=「せんぞだいだい」と読み、家に受け継がれ現在まで伝えられていること。  家=「いえ」と読み、祖先から子孫へとつながっているもの。  伝わる=「つたわる」と読み、昔から受け継がれて今にいたる。  宝物=「たからもの」と読み、大切なもの。  かたな=昔、武士が使っていたもので、鞘に入れて持ち歩いていた。日本刀。  鞘=「さや」と読み、かたなの刃の部分を入れておく筒(つつ)。  抜く=「ぬく」と読み、中に入っているものを外に引き出す。  表現=「ひょうげん」と読み、あることを言葉によってあらわすこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆      難易度=ふつう

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