●炒り豆と小娘はそばにあると手が出る

読み(ひらがな)

いりまめと こむすめは そばにあると てがでる。

意味

心の動きやすいことのたとえ。

解説

炒り豆とは、大豆を炒った豆のことで節分に食べる豆のことと思われます。 炒り豆は、一つ食べると、すぐに次を食べたくなり、そばにあると、つい手が出てしまいます。 また、若い娘は魅力があるので、そばにいると、つい手が出てしまう、ということから生まれたようで、 そばにあるものが気になって、すぐにそれを欲しくなることを言い表したことばのようです。 特に、男性の恋愛感情が変わりやすいことを言っているようです。このことわざは、今回初めて知ったものです。

重要語の意味

炒り豆=「いりまめ」と読み、大豆を炒ったもの。  炒る=「いる」と読み、火にかけて水分が少なくなるまで熱を加える。  小娘=「こむすめ」と読み、一人前になっていない女性。若い娘。(14才から19才くらいまでの女性か?)。  手が出る=自分から何かをしようとする。  魅力=「みりょく」と読み、人の心をひきつける力。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク

小娘
[01]