●思えば思わるる

読み(ひらがな)

おもえば おもわるる。

意味

こちらが、相手に対して好きな思いを持ち続けると、相手もこちらに思いを寄せてくるようになる、ということ。

解説

たとえば、誰か、いい人だなあと思う異性に対して、その人のことを大切に思っていると、自分も、その人から いい人だなと思われるようになる、ということのようです。ただ、少しでも相手に対して、嫉妬や期待などの気持ちが 入ると、その思いは、悪い思いになってしまうので、良い思いは相手に、届かないのではないかと思います。 このことわざは、良いことを思い行うことによる、よい報いのことを言った言葉のようです。

重要語の意味

思えば=「おもえば」と読み、思っていれば。思い続ければ。  思わるる=思われる。思ってくれる。  思う=「おもう」と読み、恋しいと感じる。大切にする。  思いを寄せる=好きだと思うようになる。  嫉妬=「しっと」と読み、自分の好きな人が他の人に思いを寄せていることを憎むこと。やきもち。  期待=「きたい」と読み、あてにして待っていること。  入る=「はいる」と読み、思いがある状態に達する。  届く=「とどく」と読み、思いが相手に及ぶ。  報い=「むくい」と読み、良いことをした結果として自分の身に受ける良いこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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