●夢は逆夢

読み(ひらがな)

ゆめは さかゆめ。

意味

夢は、現実に起こることと逆の形で現れるから、悪い夢を見たからといって、 心配する必要はない、ということ。

解説

このことわざは悪い夢を見た時、縁起直しに言うことばのようです。 よくない夢を見た時は、この言葉を言って、その夢のことはすぐに忘れ てしまうのがいいようです。悪いことはすぐ忘れるのがいいのかもしれません。

重要語の意味

夢=眠っている時に、自分がそこにいるかのような体験などをする不思議な現象。  逆夢=「さかゆめ」と読み、夢で見たことが現実とは反対になった時に、その夢をさしていう言葉。  縁起直し=「えんぎなおし」と読み、悪い前ぶれを良いことが起こるように祝い直すこと。  祝い=「いわい」と読み、祝って言葉などを述べること。  祝う=めでたいことを喜ぶ気持ちで、それを行動にあらわす。 

いわれ(歴史)と重要度

近松門左衛門の浄瑠璃、天神記。   重要度=☆☆☆

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