●果報は寝て待て
読み(ひらがな)かほうは ねてまて。 |
意味幸運は、いくら求めようとしても得られるものではないので、気長に運がめぐってくるのを 待つべきだというたとえ。 |
解説幸せというものは、いくらあせっても、人の力ではどうすることもできないので、気長に待つしかないのかなと思います。 ただし、何もしないで寝て待っていても、幸運はめぐってこないと思いますから、あせることなく自分ができる範囲のことをやって、 あとは、寝て待っているしかない、という意味があると思います。 |
重要語の意味果報=「かほう」と読み、運にめぐまれた幸せなこと。因果応報(良い行いには良いことが、悪い行いには悪いことが起きる)としての報い。 寝る=「ねる」と読み、夜、体を横にして、眠ること。 運=「うん」と読み、自分で決めることができないめぐりあわせ。 気長=「きなが」と読み、気持ちを長く持つこと。あせらないこと。 あせる=あれもこれも求めて、ひとつひとつのことをおろそかにすること。 |
いわれ(歴史)と重要度大阪(中京)いろはがるた。 近松門左衛門・出世景清。 毛吹草。 重要度=☆☆☆ |
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