●盗人の昼寝

読み(ひらがな)

ぬすびとの ひるね。

意味

何かをする場合、その行いには、それなりの考えや理由があるということのたとえ。 いいことをする場合には、あまり使われないようです。

解説

夜中に盗みをする盗人が、昼間、寝ているのは、夜の準備のためで、それ相当の理由があることから 生まれた句。又、ある目的のために何かをすることのたとえにも使われるようです。 「盗人の昼寝も当てがある」が短くなったもの。

重要語の意味

盗人=「ぬすびと」と読み、他人のものを無断で取ってしまう者。どろぼう。又、悪事を働く者。「ぬすっと」とも発音する。  昼寝=昼の間(太陽が最も高く上がっている正午頃)に眠ること。午睡(ごすい)ともいう。 

いわれ(歴史)と重要度

江戸いろはがるた。 毛吹草(けふきぐさ)。   重要度=☆☆☆

昼寝
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