●夜食過ぎての牡丹餅

読み(ひらがな)

やしょく すぎての ぼたもち。

意味

どんなことでも、時機(タイミング)が、ずれてしまっては、価値がなくなり、ありがたみも 少なくなってしまう、というたとえ。

解説

夜の食事を食べた後、腹がふくれた状態に、ぼたもちを、もらっても、 食べる気にはなれず、ありがたみが薄く(少なく)なってしまうことから生まれた句。 むかしは、ぼた餅が、結構、貴重な食べ物だったことが、想像できます。

重要語の意味

夜食=日が沈んで、夕方ごろに、食べる食事。  牡丹餅=おはぎ、はぎのもち。もち米と、うるち米をまぜて炊いたものを こねて、ねばりけをつけて、あずきあんなどで、つつんだもち。萩の花や牡丹の花に似ているので、 この名がある。お彼岸には、仏壇などに、お供えするもの。  時機=なにかをする場合に、ちょうどいいとき。チャンス。

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   

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夜食
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