●鑿と言えば槌

読み(ひらがな)

のみといえば つち。

意味

あらゆる事に関して、細かなところまで、よく心がゆきとどくことのたとえ。

解説

鑿とは、「のみ」と読み、木材などを加工する道具、これは「槌」が必要となるので、 のみを取ってほしいと頼まれたときに、ちゃんと気をきかせて、「つち」と「のみ」の 両方を取ってくることから生まれた句。いかにも職人さんの心意気を言ったような句です。 ちなみに、のみには、槌を使わず、押して材料を削るものもあるようです。

重要語の意味

鑿=「のみ」と読み、木材や石材などを削って、形を作るのに使う道具。普通は、つちで、のみの柄頭を打って材料を削っていく。  槌=「つち」と読み、この場合は、のみをたたくための道具、手で持つ部分とたたく部分があり、たたく部分は、頭といい、木製と鉄製がある。 

いわれ(歴史)と重要度

京都いろはがるた   重要度=☆☆☆

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