●嘘も方便
読み(ひらがな)うそ も ほうべん。 |
意味うそをつくことは良くないけれど、物事の流れを止めることなく、 なめらかに進ませる為には、時と場合によっては、うそを つかなくてはならない時もある、ということ。 |
解説このことわざの「方便」という言葉は、もとは、仏教語の一つで、仏が人々を救うために、 人々に分かりやすくしたやり方のことのようです。この方便を、 さらに広く世間での、たとえとして使えるように考え出されたのが、「嘘も方便」 ではないかと思います。実際の仕事上でのうそは、まずいですが、人と人の コミュニケーションには、必要な場合もある、ということと思われます。 |
重要語の意味嘘=「うそ」と読み、実際とは違うこと。 人をだますために言う間違ったこと。 方便=「ほうべん」と読み、@ある目的のためにする別のやりやすい方法。 A仏教で、仏が人々を救うために行う分かりやすい方法。ことばや文字など。 コミュニケーション=人と人とが、言葉や文字で、お互いの 考えなどを伝え合う為の方法。 |
いわれ(歴史)と重要度不明ですが、仏教の法華経には、方便品(ほうべんほん)という章がある。 重要度=☆☆☆ |
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