●異口同音
読み(ひらがな)いく どうおん |
意味たくさんの人が、みんな口をそろえて、同じことを言うこと。また、みんなの意見が一致すること。 |
解説たくさんの違った口から、同じ音が発せられる、ということから生まれた言葉。 それぞれの人が同じ言葉を、同じタイミングで言い、たくさんの同じ言葉が重なりあっているようす、かと思います。 また、多くの人の気持ちがひとつになる、という意味もあるようです。 この四字熟語は、仏教の観普賢経というお経に出てくる言葉ですが、そのことを今回、初めて知りました。 |
重要語の意味異口=「いく」と読み、異なるたくさんの口。 口=「くち」と読み、言葉を発し、しゃべるところ。 同音=「どうおん」と読み、音や声が同じで、同時に声をそろえて言うこと。 意見=「いけん」と読み、考えや気持ち。 一致=「いっち」と読み、2つ以上のものが同じになること。 観普賢経=「かんふげんきょう」と読み、観普賢菩薩行法経。法華経の結経。 |
いわれ(歴史)と重要度観普賢経(かんふげんきょう)。 抱朴子(ほうぼくし)。 重要度=☆☆☆ |
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