●自然淘汰
読み(ひらがな)しぜん とうた。 |
意味自然の中では、まわりの環境に、よく適した生き物は、生き残れるけれども、 環境に適さなかった生き物は、やがて、滅びていくということ。 |
解説この熟語は、進化論を提案した、ダーウィンによるものと思われます。 英語では「natural selection」といいます。 ダーウィンは、「種の起源」という本の中で、自然淘汰説を理由に、 今のような多種多様な生物の世界が生まれたことを主張し、当時の キリスト教信者などから、多くの非難を受けたようです。また、この熟語は、 自然界だけでなく、一般の物や商品などの場合にも使われることがあります。 |
重要語の意味自然=@人間の手が加わっていないそのままのもの。 Aなにもしなくても、ひとりでになるようす。 淘汰=「とうた」と読み、不用なものを取り除き、必要な ものが残ること。 環境=「かんきょう」と読み、人間や生き物の外にあり、 生き物に影響を与えるもの。 ダーウィン=イギリスの生物学者。 ビーグル号の航海より得た考え方、進化論を始めて主張した人。[1809-1882]。 種の起源=ダーウィンが自然淘汰を理由に進化論を主張した 書物。1859年に初めて出版された。 進化論=人間を含めた生物が今のようになったのは、小さな 原始の生物が長い期間をかけて変化し、いろいろな種類に増えていったとする説。 当時の社会に大きな影響を与えた。 |
いわれ(歴史)と重要度ダーウィンの進化論。 重要度=☆☆☆ |
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