●知足安分
読み(ひらがな)ちそく あんぶん |
意味あまりたくさんのことを望まず、自分の身の程に満足すること。 |
解説あまり贅沢(ぜいたく)をしないで、自分の置かれた立場に満足することを意味していますが、 もっと広い意味で考えてみると、人があまり高望みをしすぎると、自然の秩序さえも壊してしまう 怖れがあるということを指摘しているようにも感じます。人も自然の一部分ですから、 その立場と身の程を知り、それに満足すべきという意味もあるように感じます。 日本語の文に書き下すと、「足るを知り分に安んず(たるをしりぶんにやすんず)」となります。 |
重要語の意味知足=「ちそく」と読み、生活水準がその人の身分や能力に適した状態に 満足し、それ以上のものを望まないこと。 安=「あん」と読み、やすんずる。@満足する。A安心する。 分=「ぶん」と読み、人が持っている能力や身の程。 (本来は分けることを意味し、たとえば人がこの世界を分けた場合、 「天、地、人」とする三才が考えられる) 身の程=「みのほど」と読み、自分の能力やその立場での限界。 秩序=「ちつじょ」と読み、物事が成り立つ為の法則性。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆ |
スポンサードリンク