●思慮分別

読み(ひらがな)

しりょ ふんべつ

意味

物事をよく考えた上で、それにふさわしい判断をすること。

解説

あることを判断する時、そのことについて、いろいろと考えをめぐらせて、 それが正しい(善い)ことなのか、間違っている(悪い)ことなのかを決めることのようです。 社会人として常識的な判断のできることを言った言葉だと思います。そして、 思慮分別の基準は、社会の常識によって変化するものですから、時代や住んでいる場所によっても 異なったものになると思います。

重要語の意味

思慮=「しりょ」と読み、いろいろなことに思いをめぐらせて深く考えること。おもんぱかり。  分別=「ふんべつ」と読み、世間的な道理をよく知った上で正しい判断をすること。 社会人として常識的に判断すること。わきまえ。  思=おもう。かんがえる。  慮=深く考える。おもんぱかり。  分=わける。はなす。ちがい。  別=ちがい。はなれる。  物事=「ものごと」と読み、ものとこと。さまざまなものやことがら。  考える=「かんがえる」と読み、道理に従って頭を働かせる。感情的にならず落ち着いて思いをめぐらす。  ふさわしい=あるものと他のもののつり合いがとれているようす。  判断=「はんだん」と読み、物事について自分の考えを決めること。  善い=「よい」と読み、よいこと。道理にあっていること。  間違い=「まちがい」と読み、正しくないこと。  悪い=「わるい」と読み、わるいこと。道徳的でないこと。  決める=「きめる」と読み、さだめる。  社会人=「しゃかいじん」と読み、社会の中の一員としての個人。  常識=「じょうしき」と読み、ある社会で多くの人に認められている知識や判断力。  基準=「きじゅん」と読み、判断のもとになるもの。  社会=「しゃかい」と読み、生活環境などを伴にする集団。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆       難易度=ふつう。

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思慮分別