●犬猿の仲

読み(ひらがな)

けんえんのなか。

意味

人と人とが、仲の悪いことのたとえ。

解説

いつ頃からかは、分かりませんが、昔から、犬と猿は、仲が悪いということが知られていたようで、 それが始まりで、このような句が生まれたようです。単に「犬と猿(いぬとさる)」とも言うようです。 さらに、仲の悪い場合には、「犬猿もただならず」となります。

重要語の意味

犬=「けん」と読み、いぬのこと。家で昔から飼われてきた動物。 人が特にかわいがる動物の一つ。  猿=「えん」と読み、さるのこと。人にかなり近く知恵が発達した動物。 多くは山の木に住んでいる。にほんざる。  仲=「なか」と読み、人と人とがどのような関係にあるのかを示す言葉。 

いわれ(歴史)と重要度

宇治拾遺物語(うじしゅういものがたり)。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク



02←[03]→04