●煮ても焼いても食えぬ
読み(ひらがな)にても やいても くえぬ。 |
意味強情で、人に従わないため、手に負えないようす、のたとえ。 |
解説自分の考えを変えないし、他人の言うことも聞かないので、扱う方法がなく、どうすることもできないような人やものについて 言った言葉のようです。食べ物は、普通、煮るか焼くかすれば、食べることができますが、どのように料理しても、食べることが できない食べ物、ということから生まれたことわざのようです。何とかして食べたいのだけれども、食べることができない為、 思い通りにならない気持ちを使って、その状態をたとえた言葉ではないかと思います。 |
重要語の意味煮ても=「にても」と読み、煮たにもかかわらず。 焼いても=「やいても」と読み、焼いたにもかかわらず。 煮る=「にる」と読み、食べ物を水に入れ熱を加えること。 焼く=「やく」と読み、食べ物を火であぶって熱を加えること。 食えぬ=「くえぬ」と読み、食べられない。食えない。 食べる=「たべる」と読み、食べ物を口に入れて体の中に取り込むこと。 強情=「ごうじょう」と読み、自分の考えを変えないで押し通すこと。 手に負えない=「てにおえない」と読み、自分の力ではとても処理できない。手がつけられない。 料理=「りょうり」と読み、野菜や肉、魚などの材料をもとにして煮たり焼いたり味付けをしたりして食べることができるように仕上げること。 |
いわれ(歴史)と重要度当世誰身上。 重要度=☆☆☆ |
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