●冷えは万病のもと

読み(ひらがな)

ひえは まんびょうの もと。

意味

体が冷えることは、すべての病気の原因になる、ということ。

解説

外のつめたい空気などによって、体が冷えたり、体温が下がって手や足がつめたくなると、血管がちぢみ血液の流れが悪くなります。 このような状態が長い間続くと、やがて内臓などの働きがおとろえ代謝を悪くして病気の原因をつくってしまう、ということだと思います。 肩こりや腰痛、耳鳴り、頭痛などは、冷えが原因で起こるようです。また、食べ過ぎをすると、血液がよごれるので冷えの原因にもなると思います。 また、冷えを起さないようにするためには、常に意識して体を動かし血のめぐりをよくしておくことも必要ではないかと思います。 また、冬だけではなく夏にも冷えはあるようです。

重要語の意味

冷え=「ひえ」と読み、@体温がさがって手足などがひえること。A外気などによって体がひえること。B腰から下が冷える病気。  万病=「まんびょう」と読み、すべての病気。  もと=原因。あるものを引き起こす初めのもの。  体=「からだ」と読み、人の頭から手や足の先までのすべて。  冷える=「ひえる」と読み、温度がさがってつめたくなる。  病気=「びょうき」と読み、からだの生理的な働きがおとろえ苦しいと感じること。  原因=「げんいん」と読み、あることが起こるもと。  体温=「たいおん」と読み、人の体の温度。正常な場合、36度から37度くらい。  血管=「けっかん」と読み、血液を流すためのくだ。  血液=「けつえき」と読み、人の体の中を流れ栄養素や酸素などを細胞に運び、炭酸ガスなどの老廃物を運び去る液体。  内臓=「ないぞう」と読み、人のむねとはらの中にあるもの。心臓、肺臓、胃、腸、肝臓、腎臓など。  代謝=「たいしゃ」と読み、人が食べ物を食べて栄養素やエネルギーなどを取り入れて細胞の活動や再生などを経て老廃物を外に出す働き。  肩こり=「かたこり」と読み、からだの肩のあたりが重苦しく感じること。  腰痛=「ようつう」と読み、こしやしりなどが痛むこと。  耳鳴り=「みみなり」と読み、外で音がしていないのに耳で何かが鳴っているように感じること。難聴を伴うなう場合がある。  頭痛=「ずつう」と読み、頭がいたむこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明(東洋医学)。   重要度=☆    難易度=ふつう

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読書録・冷えとりの手引書