●親に目なし

読み(ひらがな)

おやに め なし。

意味

親が、子供のことを判断する場合、正しく見ることができない、ということ。

解説

親が子供のことを見る場合、かわいさのあまり、悪いところや欠点などを認めようとはせず、 良いほうに考えてしまうことで、親の「うちの子に限って」という考え方を言うようです。 「親の目はひいきめ」とか、「親の欲目」とも言うようです。

重要語の意味

親=子を産み、その子を育てて、やしなっていく人。父や母。子を持つ者。  目=何かを見て評価したり判断すること。  評価=ある物事の良い悪い、美しさ醜さ、優れているか劣っているかなどを どちらかに決めること。  判断=あることを見て、その内容や価値などを決めること。  ひいきめ=気に入った人などを好ましく考え実際よりも高く評価すること。  欲目=「よくめ」と読み、一般的に見て劣っているものでも、それより高く 評価すること。 

いわれ(歴史)と重要度

近松門左衛門の浄瑠璃、「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」。    重要度=☆☆☆   

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