●いつまでもあると思うな親と金

読み(ひらがな)

いつまでも あると おもうな おやとかね。

意味

親は時が過ぎれば世を去り、お金も使えば必ずなくなるから、 そのことを良く理解するように、という戒め。

解説

いつも身近にいて安心させてくれる親は、やがて年をとり、この世を去ることになるし、 お金も、毎日つかっていれば、いつかはなくなるから、自立と倹約の心を早いうちから 持つべきである、という戒めのようです。何気なく感じているものが、いつまでもあると 思い込んではいけません、という意味が含まれ、無常観につながることわざかと思います。

重要語の意味

いつまでも=その状態が、時間に関係なく長く続くようす。永久に。  親=子を産み、その子を育てて、やしなっていく人。父や母。子を持つ者。  金=金銭、おかね。物を買ったりサービスを受けるとき、その代償として用いるもの。ぜに。  世を去る=命がなくなる。死ぬ。  自立=「じりつ」と読み、親などの力や世話を受けずに、みずからの力でやっていくこと。  倹約=「けんやく」と読み、無駄遣いをしないで、お金を上手に使うこと。節約。  無常観=「むじょうかん」と読み、いつまでも同じような状態が続かず、常に変化していること。(仏教語)。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆☆   

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