●我が子の悪事は見えぬ
読み(ひらがな)わがこの あくじは みえぬ。 |
意味親は我が子、可愛さのあまり、その子の間違いや欠点には気づかないものだということ。 |
解説このことわざは、中国に古くからあるもののようで、大学という本の中で使われているようです。 家の中を仲良くまとめるためには、自分の身を修めることが必要であると言っているようです。 自分の子供が可愛いと思う為、その心が偏り、良い事しか見ることができないと言って、いかに、 身を修めることが難しいかを説いているようです。 |
重要語の意味我が子=「わがこ」と読み、私の子供。親としての自分の子。 悪事=「あくじ」と読み、わるい行い。間違い。欠点。 見えぬ=見えない。気がつかない。 身を修める=「みをおさめる」と読み、心を正しくする。 偏る=「かたよる」と読み、公正さがなく一つの方向へだけ向かおうとすること。 大学=「だいがく」と読み、紀元前430年頃に成った儒教の書。礼記の一篇。教育、家族の和合、国を治めることなど が書かれた本。 |
いわれ(歴史)と重要度大学・第四章。 重要度=☆☆☆ |
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