●朱に交われば赤くなる
読み(ひらがな)しゅに まじわれば あかくなる。 |
意味人は、つきあう人や環境によって、よくも悪くもなるというたとえ。 |
解説赤い着色剤をさわれば、手が赤くなる、ということから生まれたことわざかと思います。人が常に、見たり聞いたり触ったり するものは、その人の記憶や心の持ち方に少しずつ変化を与え、性格にまで影響されるということではないかと思います。 人が実際に接する外の出来事は、その人の心の持ち方に影響を与えるので、日ごろ、よくつきあいをする友人を選ぶことの 大切さを説いた教えのようです。たとえば、乱暴な人たちとつきあえば、性格が乱暴になってゆく、ということかと思います。 |
重要語の意味朱=「しゅ」と読み、@赤い着色剤。A少し黄色に近い赤。 交わる=「まじわる」と読み、@つきあう。Aさわる。接する。 赤=「あか」と読み、色のひとつで血に似たいろ。 環境=「かんきょう」と読み、人のまわりにある世界。五感を通して人にさまざまな影響を与えるもの。 着色剤=「ちょくしょくざい」と読み、色をつけるためにぬるもの。 記憶=「きおく」と読み、過去に経験したさまざまなことを通して体の中に残るもの。 性格=「せいかく」と読み、人の感情や行動のもとになる心のあり方。 影響=「えいきょう」と読み、あるものの働きが他のものに変化を与えること。 |
いわれ(歴史)と重要度都気質。 北条氏直時分諺留。 重要度=☆☆☆ |
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