●歌は世につれ世は歌につれ

読み(ひらがな)

うたはよにつれ よはうたにつれ。

意味

歌は、その時代の、ありさまや傾向の影響を受けた歌が多くなり、 又、その時代の、ありさまや傾向も、歌の影響を受けやすいということ。

解説

「歌」という意味は、和歌などや、能や狂言、歌舞伎などに用いられる歌、それから、 現代の流行歌としての歌謡曲やポップスなど、いろいろあると思いますが、 確かに、そういう傾向は、あると思います。「歌は世に連れる」という言い方もあるようです。 今の時代では、映画やテレビドラマなども、歌のひとつに含まれるものかもしれません。

重要語の意味

歌=@能や歌舞伎に用いられる、声に節をつけた文章。 A和歌としての、短歌や長歌、俳句や、詩など。B現在の流行歌としての歌謡曲やポップスなど。 いずれも、文章が伴うもの。  世=同じ時代を多くの人たちが、互いに関係を持ち、いろいろな事が 移り変わっていく生活のようす。  つれ=他の影響を受け、他のものと一緒になって行動する事。  ありさま=世の中などのようす。  傾向=物事のようすが、ある方向を持っていること。  影響=あるものが、他のものへ、働きかけて、変化を与え、ある結果を 生み出すこと。

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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【心にやさしい音楽選2・昭和戦後の名曲編】