●衣食足りて礼節を知る

読み(ひらがな)

いしょくたりて れいせつをしる。

意味

人は、生活にゆとりができて、初めて、礼儀や節度を正しく理解 できるようになるということ。

解説

人は、着るものや、食べ物が十分に足りて、初めて、礼儀と節度を理解できる ということのようです。人間が人間らしく生きる為の最低限のことが、 「衣食足りて」という言葉と、住む所のように感じます。原典の管子の句は、「衣食足りて 栄辱(えいじょく)を知る」と書かれているようです。

重要語の意味

衣食=衣服と食べ物。着るものと食べるもの。  足りて=十分にあり、ゆとりがあるようになって。  礼節=「れいせつ」と読み、礼儀と節度。社会の秩序を 保つ為の礼儀作法と、時と場合に応じた、ちょうどいい行い。  栄辱=「えいじょく」と読み、名誉(めいよ)なことと、 はずかしいこと。栄誉と恥辱(えいよとちじょく)。 

いわれ(歴史)と重要度

管子(かんし)・牧民(ぼくみん)。   重要度=☆☆☆

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