●言わぬが花
読み(ひらがな)いわぬが はな。 |
意味はっきりと言ってしまうより、黙っているほうが、逆に趣きがあるということ。 |
解説何の隠し事もなく、全てをはっきりと言ってしまうと、都合が悪かったり、 妨げになったりするから、余計なことまで言わないほうが、よい場合もあるということのようです。 言わないことが、花のように美しく味わい深いものがあるということから生まれているようです。 よい人間関係を作るための、ひとつの方法かもしれません。 |
重要語の意味言わぬ=いわない。言うことをしない。 言う=口を動かし思ったことなどを言葉でしゃべる。 花=色が美しく香りがよい花にたとえたようす。 趣き=「おもむき」と読み、しみじみとした感じ。味わい。 しみじみ=心に深くしみこむようす。深みのあるようす。 |
いわれ(歴史)と重要度江戸中期の浄瑠璃、「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」。 重要度=☆☆☆ |
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