●分別過ぐれば愚に返る
読み(ひらがな)ふんべつ すぐれば ぐにかえる。 |
意味いろいろと考えすぎると、逆に、つまらないものになってしまい、 失敗の原因になるということ。 |
解説ある程度十分に考えることは必要ですが、たくさん考えすぎると、 どっちにしたらいいのか、わからなくなり、迷いを生み、考えがまとまらなくなる ことと思います。音吉は、最初のひらめきが、意外といいものになる場合が あるのではないかと思います。また別の考え方をすると、このことわざは、きのう調べた 「正直者が馬鹿を見る」に近いもののようにも感じます。 |
重要語の意味分別=「ふんべつ」と読み、物事をよく考えて判断すること。 心が外の世界を見聞し、善悪や道理などを区別して考えること。 過ぐれば=過ぎれば。 過ぎる=物事の数が多くなる。こえる。度が過ぎる。 愚=「ぐ」と読み、おろかなこと。くだらないこと。 返る=ある状態が激しいことを表すことば。「ひどく、、、なる」。 迷い=「まよい」と読み、どうしたらいいのかわからなくなること。 ひらめき=突然、頭に浮かぶ考えなど。インスピレーション。 |
いわれ(歴史)と重要度近松門左衛門の「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」。 重要度=☆☆☆ |
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