●為せば成る

読み(ひらがな)

なせば なる。

意味

人間、その気になれば、できないことはない、ということ。

解説

何かをしようと思った時、それを成功させるためには、実際に本気になって行動を起こすことが大切である、ということかと思います。 このことわざは、江戸時代後期の米沢藩主、上杉鷹山の次のような歌から生まれた言葉のようです。 「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」=「本気でやれば何でもできる、やらなければ何にもできないように、 できないのは人が本気になってやらないからである」。

重要語の意味

為せば=「なせば」と読み、為すならば。  為す=「なす」と読み、あることを実際に行うこと。  成る=「なる」と読み、結果として何かができあがる。  その気=本気。  しよう=行動を起こそう。(するの未然形)。  本気=「ほんき」と読み、まじめな気持ち。本当の気持ち。  米沢藩=「よねざわはん」と読み、現在の山形県米沢市の藩。  上杉鷹山=「うえすぎようざん」と読み、江戸時代後期の米沢藩主。産業の発展や土地の開墾などに尽くした人。  やる=自ら何かを行う。 

いわれ(歴史)と重要度

上杉鷹山(うえすぎようざん)の歌。    重要度=☆☆☆

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成る
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