●天災は忘れた頃にやってくる
読み(ひらがな)てんさいは わすれたころに やってくる。 |
意味天災は、人々が、その恐ろしさを、忘れた頃に、再び、起こるということ。 |
解説地震や、台風などの雨や風による災害は、その被害の恐ろしさを忘れた頃に、 再び、やってくるので、いつ地震や台風が、やってきてもいいように、日ごろの用心を 忘れてはいけないという、いましめのようです。このことわざは、比較的、 新しいもので、地球物理学を専攻していた、寺田寅彦(てらだとらひこ) という方の言葉のようです。 |
重要語の意味天災=地震や、台風などの大きな風や、大量の雨などが原因で起こる悪い出来事。 自然現象が原因で起こる災害。 災害=自然現象や人の過失により起こる悪い出来事で、人の社会生活や、人の命などに受ける被害。 忘れた頃=地震の場合、千年から500年か?。 風雨の場合、100から50年か?。 寺田寅彦=「てらだとらひこ」と読み、[1878-1935]、物理学者であり、文学者。 東大教授で、地球物理学が専門だった人。 地球物理学=地球に関する物理的現象を研究する学問。地震学。 気象学、海洋学など。 |
いわれ(歴史)と重要度明治生まれの、寺田寅彦のことば。 重要度=☆☆☆ |
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