●海の物とも山の物ともつかぬ
読み(ひらがな)うみのもの とも やまのもの とも つかぬ。 |
意味物事の形や傾向などが、はっきりしないで、先の見通しが、 わからないことのたとえ。また、人の場合には、その人が出世 するかどうかの予測が、つかないようすにたとえる。 |
解説もとの意味は、多分、ある物が、いったい海で取れた物なのか、 それとも山で取れた物なのかが、はっきりしないことを、 言っているのではないかと思われます。計画などが、この先、 はっきり定まらないで、この先どうなるかがわからない場合に 使うことが多いと思います。「海の物とも川の物ともつかぬ」とも言います。 |
重要語の意味海の物=海で取れたもの。 山の物=山で取れたもの。 つかぬ=つかない。つくの反対語。 つく=明らかに定まる。 とも=「と」の前の語を強調する言葉。 出世=「しゅっせ」と読み、@立場などがはっきりしていなかった人が、 社会的に認められ、しっかりした立場になること。A世俗をすて仏道に入り僧になること。 傾向=「けいこう」と読み、物事がある方向へ向かおうとすること。 予測がつかない=物事がどのようになっていくかがはっきりしない。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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