●渡りに船
読み(ひらがな)わたりに ふね。 |
意味何かを望んでいる時や、何かで困っている時に、ちょうど都合よく、 その場に、必要なことが起こるたとえ。 |
解説このことわざは、法華経という仏教の書物の中にあるようです。 川の向こう岸に渡ろうとしていたとき、都合よく船が置いてあった、 ということから生まれているようです。法華経では、 「渡りに船を得たるが如く(わたりにふねをえたるがごとく)」となっています。 |
重要語の意味渡り=「わたり」と読み、川などで、船を使って向こうの岸まで行くこと。 船=水の上を浮かせて人や物をのせ、移動するためのもの。 都合=「つごう」と読み、あることが変わっていこうとする様子や、その結果。 場=「ば」と読み、何かが行われる場所や、ちょうどいい時間。 如く=「ごとく」と読み、前の文を受けて、「、、、と同じようである」。 |
いわれ(歴史)と重要度法華経(ほけきょう)・薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)。 重要度=☆☆☆ |
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