●青天の霹靂
読み(ひらがな)せいてんの へきれき。 |
意味突然起こった大きな事件や、思いもよらない、おどろくような出来事のたとえ。 |
解説予想しなかった大きな事件が、急に起こることや、思ってもみなかった出来事が、急に起こることのようです。 もとの意味は、病気でねていた人が、急に起き上がって、筆を取り、勢いよく白い紙に文字を描いたことをたとえて、 晴れた青い空の下、海の中でねむっていた竜が、急に空にのぼって、雲を生じさせ光を起し雷を鳴らしたようすを表現したことわざのようです。 音吉の勝手な思いつきを書いてみますと、「白い紙を晴天に、文字を雷の光」に当てはめた言葉ではないかと思います。 |
重要語の意味青天=「せいてん」と読み、晴れている空。あおぞら。 霹靂=「へきれき」と読み、急な雷鳴(らいめい)。急に雷の音が鳴りだすこと。 霹=はげしく鳴り響く雷。非常に大きな音と光の雷。 靂=つぎつぎにか?。 突然=「とつぜん」と読み、予想しなかったことが急に起こるようす。 事件=「じけん」と読み、できごと。 思いもよらない=まえもって考えていない。 おどろく=びっくりする。 竜=「りゅう」と読み、想像上の動物。海の中に住み空にのぼって雲や雨や雷を起すと考えられている。 雷=「かみなり」と読み、雲の中で電気の性質のちがうものがぶつかり合って生まれる光と大きな音。雲中の電位差より生ずる放電現象。 |
いわれ(歴史)と重要度中国の詩人、陸游(りくゆう)の詩。 重要度=☆☆☆ |
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