●京の着倒れ、大阪の食い倒れ

読み(ひらがな)

きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ。

意味

京都の人は、着るものを楽しむ気質の人が多く、大阪の人は、食べたり飲んだりすることを、 楽しむ気質の人が多い、ということ。

解説

京都は、昔から、いい着物が作られ、おしゃれな人が多く、大阪は、食べるものが、おいしいので、 食べることにこだわりがある。この為、京都では、おしゃれ、大阪では、食い道楽に、お金を使い果たして しまう人もいるということ。他にも、「阿波の着倒れ伊予の食い倒れ」など、各地の気質を言った、 ことわざが多くあるようです。

重要語の意味

着=着ること。寒さを防いだり、体をかざる意味で、いずれかのものを身に付けること。  食い=食べること。生きていく為に、食べ物を口に入れ、かみくだいて、のみこむこと。  倒れ=趣味として楽しんで、自分の財産などを使いきってしまうこと。

いわれ(歴史)と重要度

元禄曾我物語(げんろくそがものがたり)。   重要度=☆☆☆

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