●二足の草鞋を履く
読み(ひらがな)にそくの わらじをはく。 |
意味ひとりの人が、全く違う、2つの仕事を、もっていることのたとえ。 |
解説江戸時代、「ばくち」という、一般には禁止されていたと思われる遊びを、いつもやっている人が、 そのばくちを見つけて、やめるように、管理する人となり、全く逆の立場の仕事を同時にやっていた ことから生まれた句。要するに、全く違う、わらじをはくということで、全く違う仕事を同時に兼ねていることを いっているようです。もともとは、矛盾する職業を兼ねることを言っていたようですが、今では、ただ単に、 違う職業を2つ持っていることにも、たとえるようです。なぜ、わらじなのかは、「わらじをはく」という 意味には、ばくちをする人が、取締りから逃げるために、旅に出るという意味があるようですので、 ここから、使われている言葉ではないかと考えられます。 |
重要語の意味草鞋=「わらじ」と読み、わらで作ったはきもの。ぞうりのような形をしたもの。 履く=靴やぞうり、げたなどを、足につけること。 ばくち=お金を利用して、さいころなどの目の数を当てることによって、勝負を決め、 その勝負により、かけたお金の分配をするための遊び。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク