●ならぬ堪忍するが堪忍

読み(ひらがな)

ならぬかんにん するがかんにん。

意味

とても我慢できそうもない、苦しいことを我慢するのが、本当の堪忍である、ということ。

解説

普通に、我慢することは、誰でもするが、もうこれ以上、我慢できない 怒りや悲しみ、怨み、などの感情をおさえ、じっと耐え忍ぶことが、大切であると言うことのようです。 「堪忍のなる堪忍は誰もする、ならぬ堪忍するが堪忍」=(堪忍のできる堪忍は誰でもする、 とても堪忍できないようなことを耐え忍ぶのが、本当の堪忍だ)。というのが、本来の言い方のようです。 病気やけが等の痛みを、我慢することとは、少し意味が違うように感じます。

重要語の意味

ならぬ=ならない。できない。  堪忍=「かんにん」と読み、@日常生活の人間関係で起こる、 辛くて苦しい感情を、大きくさせないように努力すること。A他人への怒りなどから生じる 怨みのような感情を、おさえ他人を許すこと。 我慢。  するが=することが。  我慢=「がまん」と読み、日常の出来事を快く受けて、 自分の感情(怨みや怒り、悲しみ)などを、おさえ表に出さないようにすること。忍耐。堪忍。 

いわれ(歴史)と重要度

養草。 読書録。   重要度=☆☆☆   

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堪忍
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