●口自慢の仕事下手
読み(ひらがな)くちじまんの しごとべた。 |
意味しゃべることは達者だが、仕事のほうが全くできないこと。 |
解説話をするのが得意で、よくしゃべる人ほど、仕事のほうがいいかげんになり、仕事ができない、ということのようです。 「口叩きの手足らず(くちたたきのてたらず)」または、「口上手の商い下手(くちじょうずのあきないべた)」とも言うようです。 このような見かたは、江戸時代の初め頃には、すでにあったようです。 |
重要語の意味口自慢=「くちじまん」と読み、しゃべることがうまいこと。よくしゃべること。 仕事=「しごと」と読み、与えられてしなければならないことをすること。 下手=「へた」と読み、やり方がいいかげんでだめなこと。 しゃべる=たくさんものを言う。 達者=「たっしゃ」と読み、上手であること。うまいこと。得意であること。 いいかげん=中途半端で無責任なようす。大ざっぱ。 口叩き=「くちたたき」と読み、おしゃべり。よくしゃべること。 手足らず=「てたらず」と読み、手の動きが不足していること。手仕事などがいいかげんであること。 |
いわれ(歴史)と重要度為愚痴物語(いぐちものがたり)。 重要度=☆☆☆ |
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