●禍を転じて福となす
読み(ひらがな)わざわいを てんじて ふくとなす。 |
意味悪いことが起こっても、それを逆に利用して、しあわせになるということ。 |
解説悪いことがあっても、そのことを上手に利用して、いい方向になるように変えてしまう、ということのようです。 また、災難におそわれても、次の災難の時には、その出来事を経験として、悪いことが起こらないように注意をする、 という意味もあると思います。このことわざの後ろには、「敗によりて功をなす(はいによりてこうをなす)」と 続き、その意味は、「失敗によって成功をみちびく」とあるようです。 |
重要語の意味禍=「わざわい」と読み、人を不幸にする悪い出来事。災難。 転じる=「てんじる」と読み、てんずる。ようすなどが変わること。うつりかわる。 福=「ふく」と読み、しあわせ。よいこと。 なす=@ちがうものに変える。A何かを行う。為す。 災難=「さいなん」と読み、わざわい。悪いできごと。 おそわれる=突然、危害を加えられる。 経験=「けいけん」と読み、五感によって得たことと、そのことによって学んださまざまな方法。 敗=「はい」と読み、やぶれる。やりそこなう。失敗。負ける。 功=「こう」と読み、りっぱな働き。てがら。成功。いさお。 |
いわれ(歴史)と重要度戦国策(せんごくさく)。 史記。 重要度=☆☆☆ |
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