●一期一会
読み(ひらがな)いちご いちえ |
意味一生に一度だけの大切な出会いのことをいう。又、人(動物)や物との出会いは、 一生に一度だけしか、めぐり合えないかもしれないので、大切にしようということ。 |
解説この熟語は、もともと、茶道の心得を表したもので、茶会を開いたときには、 茶会の主人となっても、茶会の客人となっても、たとえその人と幾たびか会ったとしても、 二度と戻ってこない、ただひと時の、その出会いを大切に持つべき、という教えから生まれた言葉のようです。 |
重要語の意味一期=「いちご」と読み、人が生まれてから死ぬまでのこと。生涯。 一会=「いちえ」と読み、一度だけ会うこと。 茶道=「さどう」と読み、抹茶を立てて、客をもてなす時の礼儀作法。 室町時代の村田珠光(むらたしゅこう)に始まり、千利休(せんのりきゅう)により大成された。 村田珠光の茶の湯は、侘茶(わびちゃ)といわれ、一休と出会い、禅の影響を受けているらしい。 和敬清寂(わけいせいじゃく)。 茶会=「ちゃかい」と読み、お客さんを招待して、お茶(抹茶や煎茶)を出して、 その人との時間を大切に過ごすこと。 |
いわれ(歴史)と重要度山上宗ニ記(やまのうえのそうじき)の「一期に一度の会」より、 山上宗二記は、千利休の弟子、宗二(そうじ)により書かれたもの。 重要度=☆☆☆ |
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