●合縁奇縁

読み(ひらがな)

あいえん きえん

意味

縁という、不思議な、めぐり合わせを言ったことば。

解説

人と人との結びつきは因縁という考え方により起こっていて、お互いの気が合うか合わないかは、 この因縁によるということらしいです。また、不思議なめぐり合わせも因縁によるということらしいです。 特に男女、夫婦間で使う場合が多いようですが、友人や親子関係などにも使うようです。 この場合、因縁の因は自分自身が起こす直接原因で、縁は自分以外の周りの人たちとの関わりから 生まれる作用や条件などのことを意味しているのではないかと思います。

重要語の意味

合縁=「あいえん」と読み、お互いによく気が合う縁。  奇縁=「きえん」と読み、普通の常識では考えられない不思議な縁。  縁=「えん」と読み、@結果を生じさせるさまざまなめぐり合わせ。A人と人とのつながり。B因縁。  因縁=「いんねん」と読み、物事が起こる直接的な原因と、その原因を助けて結果を導く縁によって成り立つことを意味する仏教語。 

いわれ(歴史)と重要度

近松門左衛門の浄瑠璃、「心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)」。   重要度=☆☆☆

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合縁奇縁