●合従連衡

読み(ひらがな)

がっしょう れんこう

意味

その時の利害に応じて、結びついたり離れたりする政策。

解説

ある強いものに対して、たてのつながりを持って対抗したことと、強いものと結びついて 引き続きその存在を保とうとしたことで、得(とく)をするのか損(そん)をするのかによって一緒になったり、 別々になったりすることのようです。中国戦国時代の6つの国が、強い国である秦に対して、たてに結びついて対抗したことと、 6つの国が別々になって秦と横につながりを持ったということから生まれた四字熟語のようです。

重要語の意味

合従=「がっしょう」と読み、縦(たて)にあわさる。南北がいっしょになる。  連衡=「れんこう」と読み、横につらなる。東西につながりをもつ。  合=あわさる。かさなる。むすぶ。  従=たて。南北。  連=つらなる。つながる。  衡=よこ。横木。  利害=「りがい」と読み、えることとそんをすること。利益と損害。  応じる=「おうじる」と読み、外からのはたらきに対してしたがう。  結ぶ=「むすぶ」と読み、いっしょにする。  離れる=「はなれる」と読み、へだたりができる。別々になる。  政策=「せいさく」と読み、@政治をやっていくための方法。A個人や組織などが目的を実現するために行う方法。  対抗=「たいこう」と読み、きそいあうこと。相手に負けないようにすること。  存在=「そんざい」と読み、あること。滅びていないこと。  秦=「しん」と読み、紀元前220年ころに6つの国をほろぼし中国を統一した国のなまえ。  6つの国=戦国七雄の秦を除いた国。韓(かん)、魏(ぎ)、趙(ちょう)、斉(せい)、燕(えん)、楚(そ)。 

いわれ(歴史)と重要度

史記・孟子伝。   重要度=☆☆☆       難易度=ふつう

スポンサードリンク

合従連衡


.