●切歯扼腕
読み(ひらがな)せっし やくわん |
意味非常にくやしく思ったり、怒ったりすること。 |
解説自分のしたことなどが、ひどくいやだと思ったり、腹を立てたりすることのようです。 思うようにならなかった時に、歯を強くかみしめて、くやしく思い、さらに、 自分の腕を握りしめることのようです。湧きあがるくやしい思いを持っていくところが ないようすを言った言葉ではないかと思います。 |
重要語の意味切歯=「せっし」と読み、@歯ぎしり、歯をくいしばること。Aひじょうにくやしく思うこと。 扼腕=「やくわん」と読み、ひじょうにくやしく思って自分のうでをにぎりしめること。 扼=おさえつける。おさえる。 腕=うで。 腕=「うで」と読み、ひじと手首のあいだ。 くやしい=自分のしたことなどが気に入らなくて、いやだと思うこと。 怒る=「いかる」と読み、おこる。腹を立てる。いやだと思う。 歯ぎしり=「はぎしり」と読み、@歯をかみあわせて音を立てること。A歯を強くかみしめて激しく悔しがること。 腹を立てる=「はらをたてる」と読み、思うようにならないことに対して心があらあらしくなる。不快な気持ちを持つ。 握りしめる=「にぎりしめる」と読み、力を入れてしっかりとにぎる。5本の指で強くつかむ。 湧きあがる=「わきあがる」と読み、感情などが生まれてくる。 |
いわれ(歴史)と重要度史記・張儀伝(ちょうぎでん)。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう。 |
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