重要語の意味
天理=「てんり」と読み、天の道理。自然の道理。
人欲=「じんよく」と読み、人間の私的な欲望。
天=@天然。大自然のちから。A万物の主宰者。
理=道理。理由。ことわり。
人=ひと。人間。
欲=@のぞむ。ほしい。Aしようとする。
道理=「どうり」と読み、ものごとがあるために必要となるすじみち。
すじみち=理由の流れ。原因の変化。
欲望=「よくぼう」と読み、何かがほしいとか何かをしたいと思う心。
私的=「してき」と読み、その人にしか分らないようす。その人の心の中のようす。
自然=「しぜん」と読み、@人の手が加わらないそのままのようす。A人やものに本来そなわっているもの。本性。
概念=「がいねん」と読み、あることに関する一般的な考え方。
扱う=「あつかう」と読み、@ものを操作する。A処理する。
覆う=「おおう」と読み、ものが見えないように上にのせること。
隠す=「かくす」と読み、見えないようにする。
貫く=「つらぬく」と読み、のぞみや目的をはたす。のぞみ通りにする。
矛盾=「むじゅ」と読み、物事の道理が同じにならないこと。
論じる=「ろんじる」と読み、ろんずる。あることについて意見をいう。
学問のすすめ=「がくもんのすすめ」と読み、明治の初め福沢諭吉によって書かれた啓蒙書。最初の「天は人の上に人を造らず」は有名。
当時としてはベストセラーの本であったらしい。
|