●金剛不壊
読み(ひらがな)こんごう ふえ |
意味こころざしが堅く、変わらないことのたとえ。 |
解説心の中で決めた目標が、ダイヤモンドのように堅く、こわれないことのようです。 もとは仏教の言葉で、不壊には悩まないという意味があり、仏の涅槃を示した言葉だと思います。 つまり、涅槃の境地が堅く壊れないことで、釈尊の仏果の尊さを示したものだと思います。 |
重要語の意味金剛=「こんごう」と読み、金剛石。ダイヤモンド。鉱物の中で最も堅いもの。 不壊=「ふえ」と読み、悩まないこと。こわれないもの。涅槃。 金=金属。鉱物の総称。 剛=かたい。意志がかたい。 不=打消しのことば。 壊=こわれる。なやむ。 こころざし=心の中で決めた目標。 堅い=「かたい」と読み、心の中のようすがかんたんに変化しない。 目標=「もくひょう」と読み、こうあるべきと決めためあて。 ダイヤモンド=宝石のひとつ。炭素の結晶で非常にかたい。 壊れる=「こわれる」と読み、@ばらばらになって動かなくなる。Aものごとがまとまらなくなりダメになる。 涅槃=「ねはん」と読み、煩悩を滅しつくした悟りの境地。解脱智。 境地=「きょうち」と読み、心の中のようす。心が持っている世界観。 釈尊=「しゃくそん」と読み、釈迦牟尼世尊の略称。おしゃかさん。 仏果=「ぶっか」と読み、仏法の修行によって得られた悟りの境地。 尊さ=「とうとさ」と読み、優れていて特別なこと。 鉱物=「こうぶつ」と読み、天然にある無機質。 |
いわれ(歴史)と重要度修証義・受戒入位。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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