●原核生物

読み(ひらがな)

げんかく せいぶつ

意味

生物を大きく2つに分けた時のひとつの呼び名。細胞膜はあるが、核膜の無い生物で、 細菌類と藍藻類がある。

解説

生物は、それ単体で生命を維持できるものであって、ウイルスとは別のものです。 生物は、今から35億年くらい前から地球上にいて、この時の生物を原始的な 核を持っているという意味で、原核生物と呼んでいるようです。 原核生物は、その細胞の中にDNA分子が核様体という名前で存在し、 真核生物とは異なり、核膜におおわれていませんが、 その細胞は、2つに分裂します。原核生物は、単細胞なので、 非常に小さい生物ですが、ウイルスよりは大きなものです。

重要語の意味

原核=「げんかく」と読み、原始的な核。初期の生物に見られる核。  生物=「せいぶつ」と読み、生命を持ち単独で栄養素を吸収し活動するもの。動物及び植物。  原=もと。はじめ。  核=生物学の細胞の核。重要な点。  生=命がある。生きる。活動する。  物=もの。  細胞膜=「さいぼうまく」と読み、細胞の外側をおおっている膜。  核膜=「かくまく」と読み、核をおおっている膜。  細菌=「さいきん」と読み、植物に属する小さな単細胞の生物。乳酸菌など。  藍藻=「らんそう」と読み、水中で生活している植物で構造が簡単なもの。シアノバクテリアなど。  維持=「いじ」と読み、保ち続けること。  ウイルス=DNAを持っているが自分で増殖することができないので他の生物の細胞の中に入り込み その細胞内で増殖をする半生物のようなもの。  原始的=「げんしてき」と読み、ものごとの始まる時のようす。構造が簡単で機能が少ないようす。  核=「かく」と読み、生物の細胞の中にあって遺伝の情報を含み分裂を起こすもの。  細胞=「さいぼう」と読み、生物を形成する最小の単位。非常に小さいもの。  DNA=「でぃーえぬえー」と読み、デオキシリボ核酸。遺伝子の本体。  核様体=「かくようたい」と読み、原核生物が持つ遺伝物質の存在形態。  真核生物=「しんかくせいぶつ」と読み、核膜を持っている細胞から成る生物。構造が複雑でいくつかの小器官を持っている。  分裂=「ぶんれつ」と読み、生物の体(細胞)が分かれて増えること。  単細胞=「たんさいぼう」と読み、生物の形態として、ひとつの細胞からできていること。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆       難易度=むずかしい。   熟語分類=科学

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原核生物


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