●真核生物

読み(ひらがな)

しんかく せいぶつ

意味

核膜によって包まれた核を持った生物。

解説

私たちの体の中には、数十兆個もの細胞があります。 その細胞の中には核があり、この細胞のことを真核細胞と言います。 真核細胞の中心には核があり、DNAを含む染色体で形成されています。 真核細胞では、核の中の染色体が2つに分かれ、細胞の分裂を行うことによって 生命活動を維持していると考えられています。つまり、 細胞が分裂することによって新しい細胞が生まれ、生命が保たれているということです。 核以外の部分は、細胞質と呼ばれ、いくつかの小器官を含んでいるようです。 小器官のひとつに、ミトコンドリアがあります。

重要語の意味

真核=「しんかく」と読み、核の働きを持っているもの。  生物=「せいぶつ」と読み、生命を持ち成長するもの。動物と植物。  真=自然のまま。まこと。  核=細胞の核。重要な点。  生=いきる。いのち。  物=もの。さまざまなもの。  核膜=「かくまく」と読み、細胞の中にある核を包むまく。  包む=「つつむ」と読み、あるものの周りをおおいつくす。  核=「かく」と読み、生物の細胞の中にあり遺伝物質を含み、細胞分裂に重要な部分。  細胞=「さいぼう」と読み、生物の体を構成している最も小さな単位。核、細胞質、原形質膜で構成される。  DNA=「でぃーえぬえー」と読み、デオキシリボ核酸。遺伝子の本体。  染色体=「せんしょくたい」と読み、細胞が分裂する時にあらわれる糸のようなもの。  分裂=「ぶんれつ」と読み、細胞が2つ以上に分かれること。  維持=「いじ」と読み、ある状態を保ち続けること。  細胞質=「さいぼうしつ」と読み、細胞の核以外の部分。  小器官=「しょうきかん」と読み、色素体、ミトコンドリア、ゴルジ体、中心体、リボゾームなど。  ミトコンドリア=呼吸によってエネルギーであるATPを作る小器官。  真核細胞=「しんかくさいぼう」と読み、分裂を起こす核を持った細胞。  遺伝子=「いでんし」と読み、染色体の中にあり細胞から細胞へ伝えられるもの。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆       難易度=むずかしい。   熟語分類=栄養。

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真核生物


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