●小心翼翼
読み(ひらがな)しょうしん よくよく |
意味気が小さくて、びくびくしているようす。 |
解説物事に対して何かしようとする気持ちが小さくて、何か悪いことが起こるのではないかと、 心配ばかりしているようすのことのようです。もとは、詩経の中の言葉で、慎み深くて、うやうやしいことを意味し、 ほめるための言葉として使われていたようですが、時代とともに変化したようです。 昔は、他人を敬い、細かなところまで気を使うことは、よいこととして、大切にされていたのではないかと思います。 |
重要語の意味小心=「しょうしん」と読み、@気が小さくて臆病なこと。A細かなところまで気配りができること。 翼翼=「よくよく」と読み、慎み深いようす。 翼=「よく」と読み、@つばさ。Aたすける。補佐。 気が小さい=「きがちいさい」と読み、物事に対して何かしようとする気持ちが小さいこと。 びくびく=何か悪いことが起きるのではないかと注意深くすること。 慎み深い=「つつしみぶかい」と読み、間違いを起さないように気を引き締めること。 うやうやしい=他人をうやまい、気を引き締め礼儀正しくするようす。 気配り=「きくばり」と読み、間違いが起きないように気を使うこと。 詩経=「しきょう」と読み、中国、紀元前470年頃の書。当時知られていた古い詩を集めたもので孔子の編と考えられている。 |
いわれ(歴史)と重要度詩経(しきょう)・大雅・大明。 重要度=☆☆ |
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